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2007年6月19日 (火)

核となるもの ~赤いユリ

Tk070619 ユリの絵で一番印象に残っているのは
有名な星野富弘さんが初期の頃に描かれた白いユリ
当時、美大を目指す浪人生だった私は
口に筆をくわえて描いたというそのユリの
力強さ、生き生きしたタッチに衝撃を受けた
そして、ほとんどの絵に添えられた彼の言葉も
自分自身の心と正面から向き合っている人の
美辞麗句ではない、本音が綴られていて胸に染みこんだ

あれからもう20年ほどの歳月が流れ
赤いユリを描く私がいる
目の前のユリは、やはり力強く、そして鮮やかだ

「どうしたら、こんなまぶしい色が出るのだろうか」

ただただ、白い紙の上に、力強いその実在感を出したくて
一心に色を重ねていく
日々絵を描き続ける中で
絵は単に対象の形を写し取るものではなく
そこに確かに存在をあらしめている何かを
感じとって表現することが大切なのだと
内側から感じられてきたことが、うれしい

絵も仕事も人生も同じ
いのちを表現するという、その営みにおいては

その核をいつも見失わない
私でありたい

2007/06/19 TK

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コメント

最近。。。。
私は、絵を描くと言う事は「愛」を表現する事
と思えて来ました。始めは。。。。
どうすれば、あんな色が出せるんだろう。。。
どうすれば、あんなタッチが出せるんだろう。。。
そんな事ばかり考えていましたが、描く自分と
描かれるものとが「一つ生命」であると気づいたのです。
その核=一体感「愛の表現」と感じましたが!

投稿: keiko | 2007年6月19日 (火) 18:01

まぶしいです!!!
紅のゆり…、核となるもの…

ぶれない、ゆれない核となるもの…

keiko さんのコメントの一体感となる愛!
その存在をあらしめている生命!!
まぶしい光です。っっ

投稿: れんげ | 2007年6月19日 (火) 18:14

ゆりの”色彩”とゆうか”発色”

がいいと思いました!!

「キリリ」としていて 品がいいですね!!

投稿: tao | 2007年6月19日 (火) 19:52

keikoさん!!

「同感です!!」

投稿: tao | 2007年6月19日 (火) 21:46

keikoさんへ

>>描く自分と描かれるものとが「一つ生命」

ほんとにそうですね。私も、スケッチしながら時間が経つのを忘れてしまうほど、没入することがしばしばです。
そんな時は、対象と一つになっているのでしょうね。
当然、対象と自分とを隔てなく結びつけているのは、愛だと思います。
私が花を見て、まぶしく美しく感じるのは、花が愛を私に送ってくれているからかも知れませんね。


投稿: TK | 2007年6月19日 (火) 23:01

れんげさんへ

そうか~、花は光を放っているから、まぶしかったのですね。今、わかりました。
だから、何枚描いても飽きないのですね。
花を描くことで、花からパワーをもらっている気がします。

投稿: TK | 2007年6月19日 (火) 23:06

taoさんへ

>>品がいい…

うれしい言葉です。
優美で気品のあるユリでしたので。
ありがとうございました。

投稿: TK | 2007年6月19日 (火) 23:08

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