« 紀州みかん | トップページ | Web絵てがみ教室(2) 筆の選び方 »

2006年11月12日 (日)

Web絵てがみ教室(1) はじめに

 はじめに

 先日、「第1回絵てがみ教室」を開いたばかりですが、
職場などで「絵てがみを始めたい」という声をちらほら耳にします。
 世間にも「絵を始めてみたい」という人は案外多いのかもしれませんね。
 そんな方にぴったりなのが、まさに「絵てがみ」だと思います。
 だって、「絵てがみ」の創始者・小池邦夫さん自らが、絵てがみの極意と
して「へたでいい。へたがいい」とおっしゃっているのですから、絵を勉強し
たことがない方でも、誰でも気楽に始められます。

「絵てがみ」と一口に言っても、十人十色、作風も千差万別です。
ようするに、どんな絵でもOKということ。
 でも、皆さんが「絵てがみ」という言葉から連想されるのは、きっと墨を
使った墨彩画に言葉が添えられたもの、ではないでしょうか。
 確かに、新聞や雑誌でよく見かける「絵てがみ」にそうした作風のものが
多いのは事実。でも、私は、ハガキに絵を描いてそれを人に送れば、どん
な作風のものだって「絵てがみ」だと思っています。
 ですから、鉛筆やペンで描いたっていいし、色鉛筆やクレヨンで彩色して
もいい。まずは、身近にある自分の使いやすい道具を使ってみるといいと
思います。

 絵は、1本の線を引いても、○を描いても、その人の個性が出ます。
それがいいんですねぇ。それが、顔の表情などと同じように相手に伝わる
のです。自分の作品を見て、稚拙に思えたって全然気にすることはありま
せん。その作品にも、きっと「その人らしさ」が出ているはずですから。
「へたがいい」と開き直って、興味のある題材を選んで、まずは描き始めて
ください。

 これから、このWeb絵てがみ教室で、「絵てがみ」初心者の方のために、
道具のそろえ方からハンコの作り方まで、順を追ってアドバイスさせて
いただきます。

一緒に、絵と文字で表現する喜びを味わいましょう!

TK

|

« 紀州みかん | トップページ | Web絵てがみ教室(2) 筆の選び方 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。